城田エリックの純粋な愛に涙「ファントム」 [ミュージカル]
本日は赤坂ACTシアターへ。
赤坂ACTシアターは久しぶりです。
11/24ソワレ、貸切公演。
私はチケットセディナでチケット購入、1階T列、上手寄りでした。
城田ファントム(エリック)、愛希クリスチーヌ、木村シャンドン。
「ファントム」というと宝塚雪組「ファントム」に感動してDVDも購入した私です。
こちらの「ファントム」はどうかな?と気になっていました。
開演10分前くらいから、キャストが通路を通ったりして、1幕開始前からワクワクする演出です。
城田エリックはちょっと子供っぽいかな?というキャラクターで、最初は戸惑いましたが、オペラ座地下でずっと母の面影を抱き育ってきた生い立ちを考えると、なるほどと思えました。
エリックの父だと告白した旧支配人のキャリエールの話は、エリックの母もエリックも不幸にしたのは貴方でしょう!と責めたくなる酷い内容です。
クリスチーヌも、エリックが何回も拒否して嫌がっているのに
「私は平気!お顔を見せてください」としつこくて
見た途端腰を抜かして逃げるって、、、、
酷い!酷すぎる。
このシーン、本気で腹が立つんですけど。
そして今回、すごく心惹かれた演出が、
クリスチーヌに顔を見せた途端逃げられたエリックが
緑色の幕を引っ張り外すと
白い粉粒がサッと降り注いできたシーンです。
2人で楽しくピクニックをしていた輝く世界がクリスチーヌに去られたことで壊れ去り哀しみが降り注ぐのです。
素晴らしく美しく悲しい場面でした。
キャリエールもクリスチーヌも懺悔の想いを胸に、エリックへの愛をそれぞれの表現で伝え、エリックは天に召されていく、、、涙が溢れました。
素晴らしかったです!
加藤木下ペアも観たかったです。
DVD買おうか悩みます。