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凛々しい!市川染五郎さん初主演「六月大歌舞伎」 [歌舞伎]

「鎌倉殿の13人」で美少年ぶりを発揮した市川染五郎さんの初の主演公演
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「信康」目当てに、久しぶりに歌舞伎座へ。
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前日の荒天から一転、快晴の銀座はたいへん賑わっていました。
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歌舞伎座にくると日本人の血が騒ぎます(笑)
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筋書購入に電子マネーが使えるのが良いですよね。私はSuicaで購入しました。
まだまだプログラム等現金のみの劇場がありますので(日生劇場等)、どの劇場も電子マネーが使えるようになって欲しいです。
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14:15〜の第二部を観劇しました。
歌舞伎座は現在、間の1席を空けて2席ずつの販売をしていますが、8月からは花道横を除く全席販売になるそうです。
歌舞伎座は傾斜が緩めで男性の観劇も多いため、一等席であっても前に大きな方が座りますとかなり視界が遮られて残念な気持ちになるので、今の1席空けた配席はたいへん有難いのですが、、、。

「信康」は、織田信長に抗えず苦悩する家康と、徳川のため切腹を決意する信康の潔さに胸を打たれました。
家康は松本白鸚さん、市川染五郎さんのお祖父様です。お孫さんの初主演公演で共演されて、感慨深いことと思います。

真っ直ぐで直向きに生きた信康を、染五郎さんは凛々しく立派に演じていて、これからのご活躍がたいへん楽しみです。

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にざたまコンビ「九月大歌舞伎 東海道四谷怪談」 [歌舞伎]

しつこかった風邪が治って、ワクチン2回目接種無事完了。
肉体的にも精神的にも楽になり、いざ歌舞伎座へ。
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久しぶりの歌舞伎座に、テンション上がりました。
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昨日までの雨も上がり、暑くもなく寒くもなく快適で。
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「九月大歌舞伎」
あっという間にチケット完売した第三部、「東海道四谷怪談」です。
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片岡仁左衛門さん、坂東玉三郎さん。
この2人のコンビが観れるチャンス!と、頑張ってチケットとりました。
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久しぶりの歌舞伎座でまずビックリしたのは、筋書が電子マネーやクレジットカードで購入出来たこと!
キャッシュレス化、劇場でも進んでますね。
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それから、ロビーや客席を係の方がマメに歩き回って、会話している人がいるとサッと寄って「会話はお控えください」とビシッと注意していたこと。

帝劇や東京宝塚劇場、四季劇場等、コロナ禍になってから行った劇場はどこも「会話はお控えください、おやめください」と言いながらも、毅然とした態度で注意してくれていた様子はありませんでした。

特に、幕が上がるまで座席で喋る方々がどこの劇場でも目立ち、また、それらは見て見ぬふりみたいな対応が多くて残念に感じていたので

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さすが歌舞伎座!

と、嬉しくなりました。
千鳥配置だから隣は空いてるのに離れてても喋るひとは喋るんですよねぇ。
、、、そうそう、今でも千鳥配置にしていることも素晴らしいです!

「四谷怪談」、内容としては伊右衛門がとことんクズだしお岩さんは可哀想なのですが
仁左衛門さんがかっこよすぎて伊右衛門を憎みきれず(笑)
玉三郎さんの所作ひとつひとつが美しく、

観れて良かった!
と、心から思いました。
少し観劇欲が上がってきました。
ワクチン2回目無事完了して、気持ちが落ち着いたのかもしれません。
もちろん気を引き締めていくことに変わりはありません。

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追悼小林麻央さん「七月大歌舞伎」 [歌舞伎]

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小林麻央さんの訃報はたいへんショックでした。
ご病気になる前の小林麻央さんを、遠目ですがお見かけしたことがありまして、眩しいくらい美しかったことを覚えています。
ご病気になられてからのブログをいつも拝見していました。
どんなときも笑顔のお写真がありました。
自宅療養を始められてから、2人のお子様が時々シアターコクーンでの公演「ABKAI」に通行人でチラッと出演されたり、
来月の歌舞伎座での公演「七月大歌舞伎」に勸玄くんの出演が決まり最年少宙乗りに挑戦すると聞いたりしまして

海老蔵さんはお子様たちの歌舞伎公演での姿を麻央さんにお見せしたいんだな、と感じていました。
それがどういうことなのか頭の奥でハッキリ感じながらも、直視したくなく、考えないことにしていました。
私も海老蔵さん麻央さんファミリーを応援したいと思い立ち、「七月大歌舞伎」のチケットを先週購入したばかりでした。

麻央さん、見たかったですよね。

麻央さんの20日のブログに、

皆様にも、今日笑顔になれることがありますように。

と書いてあり、それを読んだとき、たまたま色々あり落ち込んでいましたので、ハッとさせられ、そして元気をいただいた私です。

癌の転移で苦しみ、強い痛みと闘っていらしたでしょうに、そんな風に、周りの幸せを願った麻央さん。

どうぞ、どうぞ安らかにお眠りください。
勸玄くんの宙乗り、見にいきます。

合掌。


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氷艶〜歌舞伎とフィギュアスケート初の饗宴 [歌舞伎]

歌舞伎とフィギュアスケートのコラボ。たいへん魅かれて抽選申し込みしてみました。
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歌舞伎とフィギュアスケート初の饗宴。市川染五郎さんが仁木弾正、高橋大輔さんが源義経、荒川静香さんが女神。
この配役だけでも演じられる世界が広がっていくのを感じます。
まだまだキャストは豪華で、
市川笑也さんが岩長姫、静御前が鈴木明子さん!その他織田信成さん浅田舞さんも出演されます。
神話の時代の日本を舞台に繰り広げられるこの作品、演出も期待大ですね。


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東京スカイツリー展望歌舞伎 [歌舞伎]

松竹歌舞伎会の会報誌「ほうおう」最新刊がきました。
そういえば今年はあまり歌舞伎観てないですねぇσ(^_^;)
個人的に観たい公演があまりなかったのもありますが、年末かお正月には観ないと、、、と感じてます、なぜだか。
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歌舞伎ではないですが、同封チラシの「東京スカイツリー展望歌舞伎」という催しに魅かれました。
展望デッキの入園料はかかりますが、なんだか面白そう(^。^)
しかも中村勘三郎さんも出演?
ちょっと予定立ててみます。


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市川海老蔵特別公演「源氏物語」 [歌舞伎]

渋谷オーチャードホールにて、
歌舞伎、能、オペラの融合「源氏物語」観劇してまいりました。

昨年4月京都南座でのこの公演を知り、東京での公演が決まれば必ず行こうと決めていたのです。
オペラ歌手アンソニー氏の歌がどのような融合になるのか聴きたいというのが一番の理由でした。
が、よく調べていなかった自分が悪いのですが、今回の歌唱はアンソニー氏ではなく、日本のオペラ歌手でした。
当日パンフをみて初めてそれを知りました(^^;

第一幕は紫式部の登場から始まる。
帝と桐壺の更衣の話、光る君の話、、と語る。
この語りから少しづつ登場人物がやりとりを始めるのだが。
だが、、、!
あっさりしていて、感情移入できない。
歌の挿入のタイミングもいまいちなタイミング。
融合かなぁと感じたところで幕間!
下調べして知っていたけど、公演時間が短い。
場内がざわつきました。
だよねー。浅いよ、浅すぎ。
なんと二幕は更に短い。
夕顔が六条御息所の生き霊に殺されるところで能の舞いがあり、これは素晴らしかった。
やっと融合を少し感じたところで、終了。
うーん、なんでこんなに短くしたのか。
手抜きか傲りか勘違いか思い込みか。

たいへん残念な気持ちです。
美しかったけど、それだけ。
練ったのか?
こんな中途半端な内容でいいのか、海老蔵さん。
新しいことに挑戦することは素晴らしいと思いますが挑戦とは応用。
応用とは基本をしっかりおさえなくてはなりません。
うわっつらの派手さではなく中味の地味な充実を。


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新橋演舞場「石川五右衛門」 [歌舞伎]

エポスカード会員割引チケットにて「石川五右衛門」観劇。
チケットが割引料金の上に、お弁当付きでした。
石川五右衛門というと天下の大泥棒。
さぞかし暴れまわるのかと思いきや、ストーリーは五右衛門とお茶々のラブロマンスに豊臣秀吉、はてはヌルハチがからむ、という、奇想天外な展開に。

うーん、なんだかストーリーが奇想天外なだけでなく登場人物の絡みも淡々としていて、話についていけませんでした。
なぜ海を渡っていく必要があったのか、日本国内でよかったのでは。
船を沈められて海に沈んだ五右衛門が、釣り針にかかって助けられたり、皆が切られるなか五右衛門だけ助かったり、、、(気を失っていたのに)

歌舞伎のストーリーは突っ込み処満載ではあるのですが、石川五右衛門というタイトルから活躍を期待した観客は多かったのではないでしょうか。
いざというときに気を失って役に立たなかったり溺れたり、最後は矢に助けられたり、と、五右衛門活躍なし、情けないほどなヘタレぶり(^^;

でも、最後には「絶景かな、絶景かなー」と、そこだけ五右衛門らしさが。

海老蔵さんだからまだ我慢できるのかな、海老蔵さんだからこそのてぬき(失礼)なのかな、と正直思いました。

うーん、重みも情緒もない。

春には源氏物語を観に行く予定ですが、市川海老蔵さんの歌舞伎、ちょっと距離を置こうかなと思ってきました。


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新橋演舞場「ABKAI」 [歌舞伎]

市川海老蔵さん自主公演「ABKAI」観劇しました。
新橋演舞場は久し振りでしたが、歌舞伎座とは違った庶民的な雰囲気が、仕事帰りの私には気楽でした。
開演ぎりぎりまでおしゃべりしていたり座席で飲食している方々がちらほら、和やかな?感じでした。
一幕目は「義経千本桜」
二幕目はオリジナル「創」
でした。
義経狐の海老蔵さん、花道だけではなく客席まで降りてきて跳び跳ねたり。
鼓になった親を慕う狐のいじらさが出ていたと思います。
お父さんになって海老蔵さん変わったかな。。
「創」では、海老蔵さんはスサノオノミコトになり、ヤマタノオロチ退治をする場面までを演じていました。
二幕にわけるより、「創」だけをじっくりみせてほしかったと思いましたが、やはりオリジナルだけの公演だと冒険になっちゃうのでしょうか。
京都南座で演じられた光源氏を東京でもみせてほしいですねぇ。

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空ヲ刻ム者 [歌舞伎]

スーパー歌舞伎Ⅱ、空ヲ刻ム者。
「そら」だと思い込んでいましたが、「くう」でした。
観劇後に、なるほど、と頷けるタイトルです。
佐々木蔵之介さん他現代劇の俳優さんも出演されていますが、スーパー歌舞伎は現代語なので、違和感はありません。
ただ、佐々木蔵之介さん。
個人的に好きな俳優さんなのですが、あの、ぼそぼそと呟くような話し方が、舞台ではイライラし、聞き取りずらく、舞台向けに改善してほしかったと思いました。
彼の持ち味を活かしたかったのかもしれないのですが、準主役の、大事な役どころでしたから、残念でした。
そのかわり、福士誠治さんはよかったです。
のだめカンタービレ等にも出ていたそうですね。
もっと出番があればよかったのにと感じました。
テレビ向きの俳優さん、舞台向きの俳優さん、と、いろいろわかってきますね。
舞台は奥深いです。

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スーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者」 [歌舞伎]

新橋演舞場での3月公演、市川猿之介さんのスーパー歌舞伎、「空ヲ刻ム者」。
佐々木蔵之介さんが歌舞伎に初挑戦します。
どんな演出となりますか、たいへん楽しみです。
チケット入手できました。
3月が待ち遠しいです。


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