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ミュージカル「王家の紋章」おけぴ観劇会8/21マチネ [ミュージカル]

「王家の紋章」二回め。
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本日はおけぴ&三菱UFJニコス合同貸切公演でした。
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心配していた雨は降らず、蒸し暑いながらも晴天でした。
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売店に行ったときはまだかなりあったオリジナルクッキー缶ですが、あっと言う間に売り切れ。入荷未定となってしまいました。
シークレットチャームは完売だそうです。
HPには載っていませんが、メンフィスのパックが面白いです。
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さて、今日は初宮野イズミル。
期待を胸に彼の登場を待ちました。

前評判通り、歌も演技もなかなか。
なによりも、イズミルとしての雰囲気がよく出ています。
妹を案じる兄の心情を深く優しく表現できていたと思います。
すっかり気になる存在になりました。
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あらためてストーリーをふりかえりますと、原作が漫画なのでしかたないのですが、突っ込みどころ満載で、
そもそもキャロルのひらひらスカート姿は発掘作業に同行する服装ではないし。
いきなり「あ、花が!」と、勝手にいじるなんてありえない。
古代エジプトでキャロルがなぜ会話が通じたかなんて野暮なことは言いませんが(^_^;)それを言ったらこの話成り立ちませんからねー。
冒頭のシーンもなぜ固定電話なのか?
兄弟で連絡しているのだから現代は携帯でしょう。

気性の激しいメンフィスを表現した、キャロルの腕の骨を折るシーン。
ただ折っておしまい。
折ったというエピソードをうまく利用していません。
その上、時間が経過したことにしているんでしょうけどすぐにキャロルが出歩いて、踊ります(笑)
キャロル能天気すぎる。

2幕めは平坦でやや間延びしてしまい、どんどん盛り上げて戦闘シーンにいけば良いのに、戦闘前に長〜い歌があり、私はついここで寝てしまう(すみません、、、
キャロルを珍しいモノとして興味をもったメンフィスが少しづつ惹かれていく、
残虐でワガママなメンフィスに、キャロルが少しづつ惹かれていく、
妹の仇をうつため利用しようと捕らえたキャロルに、イズミルが少しづつ惹かれていく。

この感情変化、高ぶりを、闘いにうまくからめて盛り上げていってほしかったと思います。

闘い終わって婚礼。
そして、原作終わってないからしかたないんですが、中途半端な幕切れ。

再演に期待したい改善点です。
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ちなみに、イムホテップさまの茶目っ気シーンなくなりましたね、残念です(´・_・`)

カテコの挨拶でのメンフィス健ちゃん、持ち味の天然炸裂しておりました。
次は千秋楽、宮澤キャロルです。

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