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「エリザベート2015」井上芳雄くんトート初観劇 [ミュージカル]

コープ&エボスカード貸切公演、いってまいりました。

本日、井上芳雄くんトート初観劇です。
香寿さんゾフィーもお初です。
エリザベートは花總さん。
育三郎ルキーニ、万里男フランツ。
大我ルドルフ。少年ルドルフは大内くん。

初観劇の井上芳雄くんトート、私には予想通りでした。
「モーツァルト!」のアッキーが城田優トートのようなものでしょうか、井上芳雄くんは圧倒的な歌唱力を以てして「正統派」なのですが、正統派すぎるのが、役柄によってはマイナスに作用してしまう。
出で立ちも美しい。
だけど、「黄泉の帝王」となると、濁りというかモヤモヤした影のようなものが欲しい。
彼が誘惑するその先にあるのは「死」なのです。
私にはどうしても、彼が誘う先には輝く美しい花園があるように感じてしまう。
演技力とかではなくそれは持って産まれたもの、そう、彼はプリンスなんです。
悪の世界、闇の世界は合わない。

城田優トートは、妖しく危険な香りがする。
歌唱力や演技力以前に、キャラとして、やはりトートという役柄は、城田優くんのほうに軍配が上がってしまうのです。

ヴォルフガングがアッキーそのものだったように。

井上芳雄くんは好きなアーティストです。
だからこそ、プリンスではない彼がみれることを望みます。

最後に黄泉の国へ愛するエリザベートを連れていける喜びにあふれるトートは、真っ直ぐに歌い上げてはおかしいのです。

そう、真っ直ぐすぎる。
それが彼の良いところでもあるのだけれど。

変化球投げよう、芳雄くん!
応援します。


それから。
これも今回お初の香寿さんゾフィー。

モーツァルトでは公爵婦人でした。
彼女も、ゾフィーにしては美しくて、甘い歌声であった。
晩年はなかなか貫禄ありましたが。

次回は8月半ばすぎに、古川ルドルフと松也ルキーニをみて、ひととおりキャストを観ることになります。
そして、私の「エリザベート2015」観劇はおわります。

来週から始まる「貴婦人の訪問」通いが始まります、熱い夏になるぞー(笑)



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