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じんわり涙の観劇始め「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」 [ミュージカル]

今年の観劇始めは
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「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」
1月9日マチネ、チケットは友人が先行で購入してくれました。11列以内センターブロック、シアタークリエ  。
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豪華なキャスト陣というのもあり、かなりなチケット難で、複数回観ることは出来ず今回だけの観劇です。

シャボン玉とんだ
、、、「宇宙(ソラ)まで」とんだ、
というタイトルに、この演目の全てが込められていると思います。

1回きりの観劇で、感想をすぐに書きたいという思いもありますので以下ネタバレ含む文になります、まだ始まったばかりの公演ですので、これから観劇する方はご注意ください。私もそうでしたが、観劇前に内容は知っていないほうがこの公演は良いと思います。

以下、内容に触れます。
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宇宙人の会話から始まり、「え、SF?」と戸惑っていると、
咲妃みゆさん演じる佳代が養父から虐待を受ける場面に。
「え、悲惨な話?」と、また戸惑い。
佳代が死んだようだ、と養母が慌てて、そこに先程の宇宙人が、事故に遭った仲間の宇宙人のために佳代の身体を一時的に借りることにして
佳代に「生命素」を吹き込み、佳代は「生き返る」のです。
そして、生き返った佳代は、井上芳雄さん演じる悠介と出会い、心を通わせていきます。

1幕目は、2人の出会いや、その後の再会、悠介と佳代が働く喫茶店でのやりとり等、笑い溢れる展開となるのですが
悠介と佳代が幸せをつかんだと思えるその時、、 
オープニングで佳代を死に至らしめた養父が喫茶店を買い取ろうと登場、佳代と再会してしまいます。
この場面で井上芳雄さんが歌う歌に涙が溢れてきました。
私的にはこの場面が1番泣けました。
といいますか、「悲しいこと」はここまでで私はもうお腹いっぱいで。
この後、これでもか、これでもか、と、悲しいことが起こるのですが

、、そこまでやらなくても、、と
私は思ったんですよね。
夢をみること、願うこと、命の尊さ、
色々メッセージは伝わるのですが
2幕目はやりきれない思いで観て、最後は、
あれ?という感じでした。

もちろん、作品としては素晴らしくて、咲妃みゆさんの演技や井上芳雄さん土居裕子さんの歌には心が揺さぶられましたけれど。。。

1幕の笑いが起こる場面で泣いている方がいて、何故??と不思議でしたが、ストーリーがよくわかっていたのか既に観劇してこれから起こる不幸のオンパレードを知っているが故に、いっときの幸せな場面に涙が出たのかもしれません。
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ラストシーンに込められた想い、わかるのですが。
悠介と佳代の「いのち」がとても大事にされて、宇宙人カップルと、特に養父の「いのち」は同じ扱いにはなっていなかったのが残念です。
宇宙人であっても悪人であってもみんな同じ。
養父は殺人未遂に留めておいたほうが良かったのでは?

色々自分なりの感想です。

でも井上芳雄さん、悠介役とても良かった!
いいお芝居してました(^^)


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