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美しさとは?醜さとは?「笑う男」4/20マチネ [ミュージカル]

久しぶりの日比谷です。
日生劇場も久しぶり。
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「笑う男」4/20マチネ。
今日の子役は豊島青空くん、目がパッチリ、の可愛いお顔でした。
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デアは夢咲ねねさん。
澄んだ綺麗な声でした。
守ってあげたい、華奢な盲目の少女を透明感のある演技で魅せてくれました。
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同時期に帝国劇場で上演されている「レミゼラブル」と同じユゴーの原作です。
誘拐され口を裂かれたグウィンプレンが彼を見世物にしていた一味に捨てられ、冬の道を彷徨っているところで死体に抱かれて泣いていた赤ちゃんを拾い、デアと名付け、ウルシュスに育てられます。
口を裂かれた顔、、、笑っているような口になっていますがとても笑える顔ではありません。哀しすぎます。
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そのグウィンプレンに惹かれていくジョシアナ。
自分に惹かれるジョシアナを見てグウィンプレンは「自分の幸せ」について考えます。
1幕はやや平坦ながらも哀しい宿命を背負ったグゥインプレインとデア、それを見守るウルシュス、そのささやかな幸せに影を落とす貴族たちのストーリーが描かれています。
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2幕はグウィンプレンの出自を知る者が現れ、更に悲しい影を落としていきます。
見ていてつらい、、、、
醜さとは?美しさとは?
幸せとは何だろう。

病み上がりの身ゆえ、よけい深く心に沁みました。

浦井健治さんはストプレもよく演じられているからか、演技に深みが増してきたと思います。
朝夏まなとさん、まあ様は、妖艶な女性を熱演し、また違った魅力をみせてくれました。
石川禅さん、癖のある役が本当に上手い!(癖のない役も素晴らしいです
そして山口祐一郎さん、父性に溢れた優しい眼差し、涙(俺は泣かない、と言っていたウルシュスが泣くシーンはもらい泣きしました)、、、
素晴らしかったです。

あともう一回観に行きます。
今度は美しい歌をよく聴いて味わいたいと思います。

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