劇団☆新感線「蒼の乱」

本日、いってまいりました。
昼の部。

「蒼の乱」
主演、天海祐希、
その他松山ケンイチ／早乙女太一／
梶原 善　森奈みはる　粟根まこと　高田聖子　橋本じゅん／平 幹二朗（敬称略）

うーん、なんか「これ！」という盛り上がりに欠けましたね＾＾；
出だしはすごくワクワクしたのですが、だんだん間延びしてきた感があり、
後半で大盛り上がりするのかと思いきや、淡々とクライマックスへ。
しかもひとひねりもない、予想通りの展開に。。。。

松山ケンイチさんは大河ドラマのときもそうでしたが、たいへん上手な俳優さんなのに配役運がないというか。。
将門という役を、上手く活かした脚本ではなかったです。
もっと彼を魅力的に描けなかったのかなー。
彼に感情移入ができないんですよね。
単純で、すぐ騙される。
人間味よりも「愚かさ」を感じてしまう。
一生懸命演じているだけにもったいなかったですね。

天海さんとのからみもそんなに情が通っていく展開がなくて。。。。
二人が愛し合っている雰囲気がないまま佳境を迎えてしまうんですよね。
だからラストでじーんとこないんですよ。

早乙女太一くんはよかったです。
今回は弟君も出演、二人の殺陣は流石です。
太一くんはゾクッとする色気があるし、声がいい。

あと、平さん！
貫録でしたねえ。
魅力的でした。

今回は新感線らしい活きの良さ、スリルが欠如していて、ちょい眠くなる作品でした。
高田さんも今回はお約束の演出がなかったし。
もっと笑わせてほしかったです、聖子さん。

それから。。
重い税に怒る農民の歌が、「レミゼ」の民衆が怒る「ミルク」という歌に似ていてちょっとパクリっぽかったのには苦笑してしまいました。


あと、相変わらずシアターオーブの音響はいまいちで、音が籠ってきこえずらいし。

でも、まあまあ楽しめはしましたが（笑

帰りに、いのうえひでのりさんとすれ違いました。

いのうえさんは、出来映えについてどう感じたのかしら。。。(^-^;

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